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仕事ができるSEは寡黙ではない。

岩崎 俊亮

(株)高知システムズ

広島大学
[工学部 第二類]
高知追手前高校 普通科

就職活動開始。あなたは何をしましたか?
高校時代からの気心の知れた友人が多い地元高知で働きたかったので、就職するなら高知でと考えていました。また工学部の学生は大学院へ進学する人も多いため私もせっかくだからと進学も少し考え、12月頃から就職活動と進学の両方を進めることにしました。就職活動では年末の合同会社説明会への参加が一番最初の活動でした。
セミナーや会社訪問で印象に残っていることは?
年末の合同会社説明会では、企業が1社ずつプレゼンテーションをするのですが、今の会社が一番最初のプレゼンターでした。そのプレゼンを聞いたときに、この会社楽しそう!と衝撃を受けました。実は、出世や社内の人間関係が上手くいかないなど社会で働くことにマイナスイメージを持っていたのですが、プレゼンを聞いて一緒に働きたい、入社したいと思いました。私の一目惚れです。
就職活動で一番困ったことは?
大学などでよくある就職活動の準備企画の講座には1つも参加せず、一度だけ参加した合同会社説明会が就職活動の始まりで、そのまま希望企業の採用試験に進みました。そのため、エントリーシートや履歴書の書き方など独学で勉強することになったので、内定がもらえるまでずっとこれでいいのかと不安でした。
現在の仕事に決めた理由は?
元々人見知りな性格だったので、営業職は避けていましたが、職種よりも一緒に働きたいと思えるような、明るく仲間意識の高い会社を探していました。また、新人研修が充実しており、大学で情報系の授業も受けていたので、やる気があればSEになれるかもしれないと思ったからです。
大学時代の自分に、自分でアドバイスをするとすれば?
何事にも余裕を持つことと、人付き合いをしておくことです。余裕というのは、エントリーシートの提出期日も、採用試験のときも開始時間ギリギリに到着してしまいとても焦った経験があるからです。採用試験のときは自家用車で行き渋滞にはまったので焦りました。人付き合いは、社会では人脈で仕事がスムーズに運ぶことがあるということを知りました。人脈の広げ方を学生のうちから身につけておけば、社会に出てから上手に広げられただろうなと思います。
「私の仕事」ここが面白い。
自分の創ったプログラムが、正確に動いたときです。やった!と単純に嬉しいです。そして次も頑張ろうと思えます。うまく動かないことが多々あって解決に悪戦苦闘する分、正確に動いたときに達成感を得られるのだと思います。
「私の仕事」ここがイメージと違っていた。
人とのコミュニケーションが大切だということです。SEの仕事は一日中パソコンと向かい合う仕事かと思っていました。でも実際はチームで仕事をするので全員の認識に思い違いがないように、常に確認や相談をすることが大切だとを知りました。
「私の仕事」で発見した自分の意外な一面。
意外にも人と話しをすることが好きだったことです。人見知りの性格だと思っていたので営業職以外で就活していたのに、今は人と接するほうが変化があって楽しく感じています。そういう新しい発見もあると思うので、学生のときから積極的に活動の輪に参加しておけば良かったと思います。