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高知で生まれた独特の技術を駆使し、社会に貢献しています。

永井 諒太郎

東洋電化工業(株)

高知工科大学
[大学院 工学研究科 基盤工学専攻 物質・環境システム工学コース]
東温高校 普通科

就職活動開始。あなたは何をしましたか?
エントリーシート向けの自己PRの作成を行いました。自分の持ち味を採用担当者に分かりやすく伝える文章の作成に力を注ぎました。
セミナーや会社訪問で印象に残っていることは?
出身地である愛媛県の合同セミナーで見かけた高知県企業PRブースが印象に残っています。高知県での就職を考えていなかった私にとって、このセミナーが、学生生活を過ごした高知県で働こうと考えるきっかけとなりました。
就職活動で一番困ったことは?
振り返ってみると、本当に困ったことはなかったなと思います。しかし、失敗はたくさんしました。その一つに会社訪問への遅刻があります。自身のスケジュール管理をおろそかにしていたことが原因でした。就職活動中の苦い思い出となっています。
現在の仕事に決めた理由は?
東洋電化と自分の方向性が一致していたことが決め手です。当時、材料工学について学んでいた私には、材料から世の中に貢献したいという思いがありました。東洋電化では、鋳鉄材料向けに黒鉛球状化剤を製造しており、さらに、海外進出も果たしていました。高知県で生まれた独特の技術を駆使し、社会に貢献している。そんな東洋電化のスタイルが魅力的でした。
大学時代の自分に、自分でアドバイスをするとすれば?
周りに流されることなく、自分の意思を大切にして就職活動を進めて下さい。たくさん失敗しますが、なんとかなるものです。
「私の仕事」ここが面白い。
金属の意外な一面を発見できるところです。金属の触感と聞くと「カチカチ」とか「ヒンヤリ」とほとんどの人が想像すると思いますが、実は金属も高い温度で熱すると溶融します。私は黒鉛球状化剤の製造を目的として、金属(主にSi-Mg合金)の溶解を担う製造部に所属しています。鋳物になる前の赤々と沸き立つ溶湯を見ると、仕事に対する思いが深まります。
「私の仕事」ここがイメージと違っていた。
製造部に所属していても利益を考慮する必要があるところです。そのため、学生時代には関心がなかった経済や経営といった方向から、業務に向き合う力が要求されます。新規の物の見方や考え方を習得するために悪戦苦闘中ですが、毎日少しずつ精進している気がします。
「私の仕事」で発見した自分の意外な一面。
メモをとる癖があることに気が付きました。東洋電化に入社して1年ほど経ちますが、A4ノート約3冊分のメモ帳ができました。中身の情報を全て把握するまでには至っていませんが、困ったときに役立つことがあります。