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- (株)泉井鐵工所
自社の機械の優秀さにあらためて感嘆しています。
村田 良文
(株)泉井鐵工所
四国職業能力開発大学校
[応用課程 生産機械システム技術科]
高知工業高等専門学校 機械工学科
就職活動開始。あなたは何をしましたか?
就活を始めたときにはやりたい仕事や希望の勤務地も決めており、すでに第一希望の企業は弊社として決めていました。しかし、場慣れも必要と思い合同会社説明会に参加することから始め、会社訪問にも何社か行きました。
セミナーや会社訪問で印象に残っていることは?
合同会社説明会に参加したとき、学生を採用する意欲やスタンス、ブースの雰囲気などが企業によってかなり違っていたことが印象に残っています。
就職活動で一番困ったことは?
就活のためにかかる交通費です。一番費用のかからない方法をとっていましたが、それでも県外からの帰省が何度かあったので大変でした。
現在の仕事に決めた理由は?
漁師一家に産まれたので将来は自分もと思っていましたが、中学生のときにテレビ番組でロボコンを見て以来、機械に興味を持つようになりました。また両親からも漁師より向いているとの勧めもあり、機械科専門の高校へ進学しました。両親や親戚の苦労を少しでも和らげてあげられたらと、水産機械に携わりたいとずっと思っていました。
大学時代の自分に、自分でアドバイスをするとすれば?
機械設計には数学に加え物理も必要なときがあります。勉強は進路に必要なものだけ頑張るのではなく、環境があるのなら貪欲にさまざまな知識を入れておけば、将来必ず何かの役に立つと思います。
「私の仕事」ここが面白い。
私たちが設計した図面を基に、現場の方が創り上げてくれるのですが、未熟さもあり厳しい言葉をいただくこともあります。その分、「良くなった」と一言褒めてもらえたときはとても嬉しく、やりがいを感じます。
「私の仕事」ここがイメージと違っていた。
子供のときに船の上で見ていた水産機械が、20年経った今も基本的なところは変わらず作り続けられていて、使い勝手の良さに関心しました。また、私の提案で親戚のマグロ漁船の漁に付き添い、実際の様子を見たり体験する研修を行うことができました。新人の提案を採用してもらえたことはとても嬉しかったです。
「私の仕事」で発見した自分の意外な一面。
初対面であったり年齢や性別にも関係なく、人と話すことが苦にならないことを再確認できました。しかし、理解してもらうためには相手の立場で順序立てて話さないと伝わらないことを知り、現在練習中です。