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ものづくりの最初から最後まで。自分もその一員です!

原田 龍一

(株)SKK

高知工科大学
[システム工学群 電子・光工学専攻]
防府商工高校 機械科

就職活動開始。あなたは何をしましたか?
大学3年生の秋頃に大学内で企業が参加した学内セミナーがあり、スーツ・ネクタイ着用で参加したあたりから就職活動が始まったのを意識しました。2年生の頃から就職活動の手順についての講義もありましたが、いざ企業と話すと気が引き締まりました。
セミナーや会社訪問で印象に残っていることは?
企業の方から話を聞くまでは「機械を作っているのかな」くらいにしか理解していませんでしたが、担当の方からどんな思いで作ったり販売しているのかを聞くことができ、間近で機械や部品を見ると、「大きいなぁ」とか「こんなに精密なんだ」という驚きがありました。
就職活動で一番困ったことは?
身だしなみについては大学の授業でも教えてもらいましたが、正解がイマイチ分からず結構気を遣いました。また選考でグループディスカッションがあったのですが、自分では上手くできたつもりでも担当者からいくつか指摘されて要領が掴めないなと思ったのを覚えています。自分を客観的に見るのは難しいですね。
現在の仕事に決めた理由は?
当社は受注から設計・製造と一貫した仕事をしているため、ものづくりの最初から最後まで見ることができるのでやりがいを感じやすいと思いました。また自分の性格柄、デスクで黙々と仕事をするよりも現場へ行って見たり聞いたりしながら作る方が好きで、SKKのカラーに合っていたと思います。
大学時代の自分に、自分でアドバイスをするとすれば?
狭くて深い知識よりも浅くて広い知識を身につけておいたほうが良いですね。流体力学や材料力学などは今でも勉強したりしますが、少しでも勉強したことがあればイメージしやすいです。時間がたくさんある大学時代のうちにいろいろ学んでおくことをオススメします。
「私の仕事」ここが面白い。
2020年4月からは船舶クレーンの設計や船に刺さっている紅白の棒(※名称などがあれば教えてください)の設計をしています。CADを使って設計するのでパソコンに向かっていることも多いですが、分からないことは調べたり上司に質問したりしながら仕事をしています。自分が設計したものが工場で組み上がり出港するのを見ると感動するそうですが、私はまだ見たことがありません。早く見てみたいですね。
「私の仕事」ここがイメージと違っていた。
当社が作っている製品は当社の力だけではなく、電機部品の組み立て会社や塗装の会社などたくさんの協力会社の力で作られているということです。スムーズに仕事を進めるために、そして良い製品を作るために協力会社の方とのコミュニケーションもとても重要です。
「私の仕事」で発見した自分の意外な一面。
設計の仕事をやり始めてからは目が疲れたり肩が凝ったりということもありましたが、最近はだいぶ慣れてきました。この部署に変わって改めて自分は現場や外に出て仕事をするのが好きなんだなと気づきました。