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繊維系で研究職を志望、不織布の可能性に惹かれました。

小松 響

廣瀬製紙(株)

高知大学
[大学院 土佐さきがけプログラム グリーンサイエンス人材育成コース]
安芸高校 普通科

就職活動開始。あなたは何をしましたか?
大学時代に繊維の研究をしていたので、その研究をいかせる県内の会社を探しました。その後、候補の会社・業界について調べました。
セミナーや会社訪問で印象に残っていることは?
会社内がキレイだったことです。個人的な製造業のイメージから、もっと雑然としたものを想像していたために、そのギャップに驚いたことを覚えています。
就職活動で一番困ったことは?
専門性を追求するあまり、候補が少なくプレッシャーを感じていたことです。2〜3社ほどしか調査していなかったため、万一のことを考えた時にプレッシャーが大きかったです。
現在の仕事に決めた理由は?
県内の研究職かつ、不織布の多様な可能性に惹かれたためです。幅広い研究活動を行っていることにやりがいがありそうだと感じました。
大学時代の自分に、自分でアドバイスをするとすれば?
「理系の勉強ばかりではなく、文系学問も勉強して、視野を広げよう。」とアドバイスしたいです。社会人になって文系学問の勉強を始めたのですが、もっと時間のある大学生のうちに勉強をしておけば、業界リサーチや物事の考え方等、社会人に必要なスキルを早くから身に付けられたのにと感じています。
「私の仕事」ここが面白い。
仮説どおりの結果がでないことが多い点が面白いと感じています。考察することが好きな性分なので、解決策を模索する時間を楽しんでいます。そして、解決できると達成感を感じられるので、そういった点も面白く感じています。
「私の仕事」ここがイメージと違っていた。
利益にならない実験を避けなければならない点です。サンプル作成時に薬品濃度を変えて試験する際に、溶かし方の工夫に時間を割きすぎてしまい、上司に指摘されました。まずは、お客さまに早くサンプルを提供するという本質的なことができていませんでした。
「私の仕事」で発見した自分の意外な一面。
慎重な一面です。学生時代は一人で無計画の旅に行くなど、その場その場の行動が多く、自身のことを楽観的だと思っていました。しかし、自身でスケジュールを作成する際に、1本早い電車を探したり、設定納期を1週間早めに設定したりと、思っていたよりも慎重なのだと感じています。