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サイトは効率良く使い、セミナーで質問しましょう。
市村 拓己
ニッポン高度紙工業(株)
愛媛大学
[工学部 電気電子工学科]
高知工業高校 情報技術科
就職活動開始。あなたは何をしましたか?
まず初めに、働く上で自分が何を重視するかを考えました。それは例えば仕事の内容であったり、環境であったり、福利厚生といったものであったり。そうやって自分の中の優先順位を明確にすることで、より効率的な就活ができると考えたからです。 ほとんどの人が就職サイトを活用すると思いますが、就職サイトにはたくさんの検索項目がありますので、手当たり次第は大変かと。「仕事は段取り次第」という言葉を良く耳にしますが、何を優先するかを考えることが就活の第一歩だと思います。ちなみに私の場合の優先順位は @場所(高知) A仕事内容(ものづくり) B休日日数でした。
セミナーや会社訪問で印象に残っていることは?
実際に話を聞くことで、HPや資料を見て想像していたこととずいぶん違うなぁと感じたことです。当たり前のことではありますが、HPや資料に書いてあることはその企業のごく一部でしかありません。セミナーも会社訪問もその企業の全てを知ることはできませんが、少なくとも資料よりは多くの情報を得ることができます。特に、職場の雰囲気を知ることができるというのは大きな利点です。長く働く上では仕事内容と同じくらい職場の雰囲気が自分に合っているかということも重要です。各企業の人事担当者の方々は気軽に質問に答えてくれますので、気になることがあれば積極的に聞いてみることをお勧めします。
就職活動で一番困ったことは?
大学の講義や試験の関係で2月中旬まで身動きがとれず、「いざ就活!」と意気込んだ時にはかなり出遅れていてあせりました。会社説明会が終了していたり、企業の中には数日後に1次試験が始まるといった状況です。そこで私はたくさんの企業にエントリーして片っ端から受けるのではなく、数社に限定して「狭く深く」取り組んで行こうと考えました。例えば、エントリーシートに「1000文字以内で自己PRを書いてください」と書いてあると、ちゃんと1000文字近く書くといったことや、その企業の特徴をしっかりふまえた上で志望動機を詰めるといったことです。とにかくやる気と熱意を伝えようと考えました。その結果、運良く第一希望であったNKKに内定することができました。もしも大多数の企業に目を向けていたとすれば、自分の場合おそらくどこにも内定がもらえなかったのではと思います。
現在の仕事に決めた理由は?
まず第一に高知の企業であるということです。高知県外での就職も視野には入れていましたが、私は自分が生まれ育った高知が大好きなので、できれば高知で就職したいと考えていました。高知での就活を進める中でNKKの存在を知り、さらにはコンデンサ用セパレータの世界シェアを70%(今は60%くらい?)も持っていることに驚きました。「シェアの大きさは周囲からの信頼の大きさだ」と感じたと同時に、「高知という田舎にいながらも世界規模の仕事ができる」というところが決め手となりました。入社後、その時感じたことは日々の業務の中で実感しています。
大学時代の自分に、自分でアドバイスをするとすれば?
もっと海外旅行に行っておくこと!です。学生時代に2度海外旅行を経験しましたが、文化や価値観の違いに触れることができ、非常に良い体験となりました。社会人になって金銭的に余裕ができればもっといろんなところに行きたいと思っていましたが、今度は時間が・・・就活に置いても自分の体験談を話すことができますし、もしも面接担当者も同じ国に行ったことがあればその話で盛り上がったりということも。学生時代の自分には「借金をしてでも今の内に海外へ!」と言いたいですね。