仕事の学校

技術系

高校の実習の中でも鋳造が好きで仕事も、その分野を目指しました。

  • 寺尾 彰太
  • (株)特殊製鋼所
  • 高知東工業高校
問1
高校時代の将来の夢は?
  • 中学2年生の頃、授業で回路基板を習ったことがきっかけで、ものづくりに興味を持ち工業高校への進学を希望しました。
問2
その夢に向けて、あなたは何をした?
  • 工業高校に進学してからは、実習の授業がとても面白くいつも真剣に受けていました。また、自転車やバイクはホームセンターで部品を探して修理したり、自分好みに加工したりしていました。
問3
高校時代、進路決定で悩んだことは?
  • 私は地元高知で働きたいとずっと思っていたのですが、高校の担任の先生からは、勉強したことがそのまま生かせる県外の大手企業への就職を勧められました。自分をよく見てくれていた担任の先生だっただけに迷いましたが、最後は自分の意志を貫きました。
問4
進路を決定した理由、きっかけは?
  • 高校の実習の中でも特に鋳造が好きで、それができる高知の企業を就職室にある求人票から探しました。弊社を見つけ応募することを決めたとき、先生も両親も応援してくれました。
問5
高校時代の自分に、現在の自分がアドバイスするとすれば?
  • 所属の部署では、日常的に元素記号を使うのですが、これまで化学は履修してこなかったので、独学で勉強したり先輩から教えてもらったりと少し手間取っています。つい苦手意識を持ちがちですが、勉強は何でも積極的にできるときにしておいたほうが後々スムーズです。
問6
現在の仕事の魅力は?
  • あの立派な船体にも自分たちが作った部品が使われているという自負と、その部品一つ一つにかかった手間を知っているだけに完成した船体を見たとき、とても達成感と感動があります。
問7
現在の仕事における目標は?
  • 後輩の育成です。一番初めに、そして何よりも安全であることを教えています。危険なポイントは必ず教えて把握してもらっています。次に、挨拶や礼儀を社内の社員同士からきちんとするように指導しています。教育の難しさは、受け手にあった教え方を探ることでしょうか。それを見つけることもやりがいの一つになっています。