仕事の学校

技術系

任された仕事に誇りをもち、ものづくりの楽しさを実感しています。

  • 近江 康平
  • (株)カマハラ鋳鋼所
  • 高知農業高校
問1
高校時代の将来の夢は?
  • 小学生の頃からものづくりが好きで、木材を買ってもらってイスや棚など木を使った物を作っていました。弓矢を完成できたときはとても嬉しかったです。
問2
その夢に向けて、あなたは何をした?
  • 中学生のとき進路相談で先生から方向性を聞かれ、ものづくりの中でも木を扱いたいことを話すと、高知農業高校の森林総合科がピッタリだと教えてくれました。
    それ以降、進学のため勉強にも身が入り、ものづくりへの思いも本格的になりました。
問3
高校時代、進路決定で悩んだことは?
  • 学力面です。ものづくりは数学が必要なことが多いので特に数学に力を入れました。また、「働く」ということがどういうことなのか、経験がないので漠然とした不安は感じていました。
問4
進路を決定した理由、きっかけは?
  • 高校の職場体験の授業で、弊社を希望し実際に体験して「ここだ」という自分に合っているような感覚がありました。自分のやりたい木を扱うものづくりがあったことも理由のひとつです。
問5
高校時代の自分に、現在の自分がアドバイスするとすれば?
  • やはり、数学の勉強でしょうか(笑) 学生から社会人に変わるという不安はきっと誰もが持つと思いますが、私も同期入社の人がいませんでしたが、先輩の優しさや明るい職場の雰囲気に今では安心して仕事に取り組めています。自分に合った仕事なら、不安に負けず飛び込んでみると良いと思います。
問6
現在の仕事の魅力は?
  • 図面を元に、最終製品を作るための木の型枠を作っています。小さい物でも一週間ほどかかります。私たちが作った木枠に、次は砂をかけて枠を作ります。その上に1600度にもなる溶鋼が流れ込み製品がつくられていくので、最初の木型にズレがあると全てに影響が出てしまいます。プレッシャーもありますが、重要な仕事に携われているという自負も感じます。
問7
現在の仕事における目標は?
  • 現在よりもっと正確に早く仕上げられるようになりたいです。もちろん先輩も沢山教えてくれるのですが、見て、やってみて、体で覚えていくことも多く、経験を重ねて一人前の職人になるのだと実感しています。